ニュースでたまに裁判員裁判について聞きますよね。
実は裁判員に選ばれて裁判所に行ったことがあるんですよ。※2022年1月頃
この記事では裁判員に選ばれてから判決が出るまでを守秘義務範囲内で語ります。
ほんとに裁判員なんて選ばれることあるの?
と思ってる方も多々いるかと思いますが、あえて言わせてもらいます。
裁判員制度は実在します!ドン!
あれは去年(2021年)のなんの変哲もない普通の日に届いた一通のお手紙から始まりました。
※判決も既に出ている終わった話をします。
あなたを裁判員候補名簿に登録しました
あなたを裁判員候補名簿に登録しました!理由はもちろんお分かりですね?
あなたは選挙権のある人で、公平なくじ引きで選ばれたからです!
覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。
裁判所にも問答無用できてもらいます。有給の準備もしておいてください!
あなたは裁判員です!裁判員席にぶち込まれる楽しみにしておいてください!
いいですね!
冗談はこのくらいにして(笑)
自宅のポストに裁判所から裁判員候補者に選ばれた通知のお手紙頂きました。
正当な理由があればお手紙の中にある用紙に理由を書いて断ることも出来きます。
※逆に言うと参加可能であれば何もしなくていい
特別な理由で裁判員が参加出来ない事情は特になかったので封筒の返送はしなかった。
特に断る理由もなかった手紙は軽く流し見して放置した。
※裁判員を断りたい場合は返信用封筒で理由を書いて返送する必要があり
※断る必要のない人はそのままでいいと書いてました。(笑)
裁判所にも問答無用できてもらいます
覚悟の準備をしておいてください!!
札幌の雪が積もる1月頃、裁判員候補者の中から選ぶ裁判員選任日がやってきました。
裁判所の一室に今回の裁判の候補者の人たちが集いました。
コロナの真っ最中なので、結構感覚を開けて40席くらい配置されていた。
覚えていることは…
- 候補者は40人ぐらい
- 候補者は老若男女で結構ばらけてる
- 時間通り来ない人がいた。※雪で遅延したJRのせい
- 事件の大雑把な資料(いついつどこどこで放火がありました。)
- 各自の机には裁判員を辞退したい人が書く用紙
さすが公平なクジで選ばれるだけのことがある。
老若男女ばらっばらでした。
遅刻してきた人は仕方ないかな、その日はJRは吹雪で遅延してたので(笑)
札幌のJRはいつも雪に貧弱なのだ。
あなたは裁判員です!
職員が今回取り扱う裁判内容の大雑把な資料の説明をしました。
その後、現時点で裁判員を辞退したい特別な事情がある人、容疑者と知り合いで公平に裁くことが難しい人がいないか確認します。
辞退希望の人は職員に呼ばれて別室に連れていかれました。
多分参加出来ない特別な事情を細かく聞かれたんでしょう。
残った人たちはその場でお待ち下さいとのこと。
職員達は全員別室へ移動し、別室で裁判員の抽選が始まるそうです。
※裁判員6人と裁判員予備員2人、計8人の抽選
厳格な抽選を行うならやっぱり、集められた裁判員候補者の目の前でやるべきじゃない?ビンゴ大会みたいに(笑)
裏で調整されてるんじゃね?と私は別室抽選に不信感を抱きながら結果を待った。
裁判員席にぶち込まれるのを楽しみに
職員達が別室から帰って来てスクリーンに当選者(裁判員)の発表会が始まりました。
選ばれるのは40人中8人つまり20%の確率で選ばれるから外れるだろと安易に考えていたら
裁判員席にぶち込まれる確率
(8/40) × 100% = 20%
自分の番号がスクリーンに映し出され、後日裁判員席にぶち込まれることになりました。
裁判員に選ばれた人以外は退出を促され、裁判員は別室へ行き、弁護士、検事、裁判官と軽く挨拶して明日の裁判の日程やら持ち物とか色々説明されてその日は終わった。
終わりに
裁判員に選ばれる貴重な体験を記事にしました。
次回、裁判編に続きます。
To Be Continued…
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